2016年4月14日
お薬手帳の役割
病院や薬局で無料のサービスとして始まった「お薬手帳」が有料の調剤報酬に組み込まれた国の制度になったのが2000年。
2年に1度の改定があり、今年4月にありました。
「お薬手帳」は患者側からみれば診療・調剤報酬として点数制で1点=10円(診療明細で確認できます。)かかります。
「お薬手帳」を持参すれば減額制度もあり、6ヶ月以内に同じ薬局を利用した場合、
1割負担の場合10円、3割負担の場合40円減額となります。
他にもメリットがあります。
かかりつけ薬剤師制度を推進する事で「お薬手帳」を一冊にまとめ、服用履歴がわかるようにする事です。
5年前の震災ですべてを失い病院では患者の履歴が無くなってしまったが、「お薬手帳」を持っていた患者が助かった経緯がありました。
又、薬害を防ぐ意味でも必要です。
人間の身体には多くの免疫があり日々、病原菌と戦っているのです。
薬に頼りすぎると免疫を抑えてしまい、せっかくの免疫効果が薄れてしまうのが
身体にとって良い事なのか?
幼い子供が、わからずに何でも口に入れて困りますが、それこそ免疫を作る大切な
過程である事を理解しなければなりません。
薬に頼る生活を一度見直し、自分の免疫を存分に活かしてはいかがでしょうか・・・