株式会社クリアスタイル2016年9月1日コラム

2016年9月1日

宅配便の今とこれから

1976年ヤマト運輸が宅急便をスタートさせてから40年間。宅配便各社による扱い個数の合計は2015年37億個を超え、過去最高を更新したそうだ。押し上げているのはネット通販の普及によるもので今後益々、商品を受け取るためのサービスの進化が続くと見られる。
ところが支える物流の現場ではドライバー不足が深刻化している。業界全体の約70パーセント近くがドライバー不足である。
サービスに対応するためにはドライバーにとって過酷なしわよせがきている現状である。
労働条件の是正なくしては宅配サービスが維持できなくなる可能性もありうる。
かつては商品の翌日配達が当たり前になり、今や時間との勝負になった。
スマートフォンから商品を注文すると、一時間以内に届くと言う。
また、受け取る事にストレスを感じる人や不在時の配達をなくすため、駅や商業施設に
宅配ロッカーの設置が急増中。マンションでも宅配ボックスが増えているが、ボックスの数が宅配便の急増に追いついていないため、空きボックスの争奪戦が起きている。
ヤマト運輸が今年始めたサービスで配達時間を事前に届け先に伝えておき、スマホの通信アプリ「LINE」の画面から場所や時間の変更ができるようになった。
これは一回で確実に届けるための思索である。
一方で東京メトロと大手物流会社が東京都心の地下鉄に貨物列車を走らせる計画をたてている。2020年のオリンピックの交通規制も見据え、宅配物の輸送網を検討するようだ。
これが実現できればドライバー不足の解消にもつながるかも知れない。
「お客様のわがまま届けます」から始まり究極のわがままにどれだけの知恵と労力が費やされる事か、創造を絶する時代になったと感じる。





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